七田式教材の評判は?弊害のウワサは本当?経験者がお話しします。
「七田式の教材で弊害が出た」という話題をネット上で時々見かけます。七田式教材はわが子も、そして一緒に幼児教育を実践してきたママ達のお子さんも全てではないですがいくつか使用してきました。
そうしたウワサのいくつかにちょっと疑問に思うことがあり、実際に使用したことがある経験者の感想を綴ってみました。
七田式教材の悪い評判の出どころはそもそもどこ?
七田式教材に限らず、幼児教材に関して「子どもの発達に弊害が出る」などの悪いうわさや弊害の口コミ。それらをネットで目にして気になっているママもいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにこれから「ちょっと使ってみようかな~」と思って調べていたら、
「七田式教材で弊害が出た」
「七田式教材で子どもが変になってしまった」
なんて言葉を読んだら驚いてしまいますよね。(・_・;)
例えば。。。
「七田式教材をしたら子どもが自発的に考えない子になったって人がいます」
「七田式教材で子どもが精神不安定になったってお子さんがいたそうです」
「七田式教材をしたら奇声を上げる子になったと聞きました」
でも…
これらの弊害にまつわる良くない評判の出どころって一体どこでしょうか。
こうした弊害の出たお子様のお母さま当事者が書いたオリジナルのブログ(例えば七田教材の○○を使って半年毎日続けたら、異常行動をする子になった)など具体的な例を読んだことはありますか?
「そういうお子さんがいたそうです。」
「こうなっちゃうみたいですよ」
って話は噂の話で実態が伴わないのでは。
勿論100%ありえないとまでは言えませんが。。。
七田式教材をどういう使い方をしたら弊害が出たの?
もし仮に七田教材やほかの幼児教材で異常行動などの弊害が出たお子さんがいたとしたら。。。
もしかしたらお子さんが嫌がるのにかなりしつこく追いかけまわして、無理やり教材をさせたのかもしれません。
あるいはお子さんの嫌がるサインを長期間無視してそればっかり強制し、取り組みをしなければ、怒るとか、やらないならお菓子もご飯もなしなどしたらそういう状態にならないとも限りません。(゚Д゚;))
でも普通に考えて、『わが子が嫌がっても長時間徹底的に教材?をやらせる』ってちょっと考えにくいですよね。まして相手は愛するわが子、しかも赤ちゃんや幼児ですから
( ´∀` )
万が一わが子が嫌がったリ妙な弊害が出たのなら、その時点ですぐにママは即座に七田式教材の取り組みを止めるんじゃないかなぁ。
今まで関わって来た幼児教育実践ママ達の幼児教育に関する考え
わが子と同時期に幼児教育を実践して一緒に情報交換をしてきたサークルメンバー、幼児教育関連の仕事をして知り合ったママ達、その後幼児教室を始めていらした生徒さんのママ達を全て合わせると約200名以上になります。このママたちは直接ご指導させていただいたり、かなり密に関わったことがある人数です。
幼児教室で雇われて働いていた時、公民館、児童館での知育遊びのサポート、施設やフェア、イベントなどの知育遊びのボランティアその他すべてにまでさかのぼるとご指導させていただいたり、知育や子育てのご相談に乗ったり、遊んだりしたりした親子さんは延べ人数は20年間で少なくともその10倍の2000人以上になると思います。
もちろんそこまでの人全員に聞いたわけではないですが、私がかなり関わったことがあるママ達からは一度も「七田式教材で弊害が出て子どもが異常な子になった」という話は聞いたことはないです。
まず幼児教育をしようと思うママは「情報を集め」て、「わが子の将来のためによいものならやってみようかな」とスタートする場合が多いのでは。
始めるまでに、書籍、ネット、勉強会など色々情報を集めて、利点や欠点を検索しまくるのではないでしょうか。
そこで沢山の情報の中からやはりわが子にとって幼児教育はメリットがあると判断したママがスタートすると思います。
思うように結果が出ないケースや、お金がかかることなどマイナス面も十分理解して、それでもプラス面がはるかに上だと確信したときしかやってみようと思わないと思います。
そして調べていくうちに、幼児教育がただ単に「IQ(知能指数)の発達」だけではなく、優しさ、思いやりなど、「こころの知能指数と言われるEQも育てることができる」と知ることになると思います。
その時、それまでは『教育』と付くためになにか「スパルタで勉強させる」ようなイメージがあった「幼児教育」が、実は「沢山の時間を親子で共有して、知育おもちゃで遊びながら知能も身体も心も育てるものなんだ」と気づく場合が多いのではないでしょうか。
私が現役時代一緒に知育教育をしていたママ友やお教室の生徒さんたちのママはみなさんニコニコお子さんに愛情をもって接していて、温かい親子関係のなか、人への「思いやり」や「愛情」を持った子に育てたいと幼児教育をスタートしているかたがほとんどです。
そんなママ達が、わが子の嫌がることを長時間、しかも弊害が出るような長期に渡って行うというのは、ちょっと想像しづらいです。
ただ、世の中にはそういうお考えで幼児教育をする方ばかりではないのかもしれません。
その場合、頭脳鍛錬のみに走り過ぎて、子どもの拒否反応から弊害が出たとしたら、それはありえるのかもしれません。
でも親子ですから毎日お子さんを見ていると思います。その中で、日々わがこの元気がなくなってきたり、取り組みで様子が少しでもおかしくなってきたりしたら、どうしてすぐ中止しなかったのかなと思ってしまいます。
あくまでも想像ですが、もし本当に深刻な弊害がでたのなら、それは「七田式教材のせい」というより、もしかしたら「学力重視」に偏ってかなり無理をさせてしまったのではと感じてしまいました。
実践ママ達が幼児教育を始めたきっかけ
私が関わってきた幼児教育実践ママ達とお話ししていて、幼児教育を始めたきっかけで出てきた本音は以下のものが大半でした。
「将来自分の好きな仕事を選べるように、多方面の可能性を広げられるよい取り組みならやってみたい」
「自分が学歴で苦労したので、子どもには学ぶことの楽しさを知ってほしい」
「テレビやスマホに子守をさせず、絵本やつみきなどで知育玩具で一緒に遊びながら育てたい」
「思いやりのある子になってほしい」
「親子の絆深をめたい」
「自立して生きていける子になってほしい」
「母親である自分が幼児期に知育教材で遊んでやらなかったことで,
子どもの可能性を狭めたくない」
私自身も同じでした。私も主人も超難関大学出身でもなんでもないので、できれば子どもの可能性をなんとか広げてやりたいと思ってました。
遺伝子的にメリットなしですから。ごめんよ、わが子たち~(笑))
私の育て方でわが子の将来の可能性をつぶしてしまうのはだけは避けたいなぁ」というのが幼児教育に興味を持った正直なきっかけです。
それと『3歳までに子どもの能力のかなりの部分が決まってしまう』というような本を何冊も読んで『「絵本や積み木やカードで一杯あそぶこと」で知能も心も育つなら是非やってみたい』と思ってのことでした。
自分が勉強で苦労したので(;’∀’)、
それでも七田式教材の評判や弊害が心配なら
それでもどうしても心配でしょうがないようでしたら無理にやらなくてもいいのではないでしょうか。七田式教材やその他の幼児教材も納得して取り組まないと良い親子関係は築きにくいし、不安になりながら取り組んでもお子さんもママも楽しくないですから。
きちんと納得して、それでもやってみたいと思ったら試してみてもいいかもしれませんね。
試してみてお子さんが興味を示さなかったり、もし本当に弊害ではと感じる異常行動の片鱗が見えたらすぐやめればいいだけではと思います。
ただ、そんな状態になるほど嫌がるわが子を追いかけまわしてカードや知育遊びをさせるのは不可能に近いのではと思ってしまいます。
試してみればわかりますよ~
なぜなら、知育教材での遊びを長時間するのは、ママのほうが疲れてまずできません~(笑)
実際フラッシュカード、えほん、つみきなどでなどで遊んでみてください。弊害が出るかどうか答えは簡単に出ます。^^
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私の子育て現役中にサークルでも七田式やその他のフラッシュカードは全員多少はやってました。1度に数枚から30枚程度とあまり大量ではなかったですが。
結果、カードに限らず、ほかの知育玩具の取り組みで誰一人精神不安定になったり、異常行動起こしたりしたお子さんはあくまで私の知る限りではいらっしゃいませんでした。
というかそんなになるまでフラッシュできません。
だってママの方がホントに疲れちゃいますから。(笑)
子どもがかなり気に入って「もっと見たい」となっても親が「勘弁してよ~もうおしまい」のほうが多かったです(笑)
私の教室でもフラッシュカードはやってます。1度に10~20枚くらいと少ないですがみんなニコニコ見てくれてます。
また、フラッシュカードもただ見せるだけより、音楽に合わせてフラッシュしたり、かるたのような使い方をしたりと「楽しく遊ぶ」ツールとして使っています。
ちょっと工夫してあくまで「楽しく」をメインにすれば、とっても楽しい遊び道具になります。
なんでもやり過ぎはよくないですし、お子さんの様子をみて負担にならないように上手に楽しく利用できれば「かなり使える教材」になります。お子様とのかけがえのない時間は二度と戻ってきません。「あの時これをやっていれば」という「やらなかった後悔」とやったけど上手くいかなかった「やった後悔」。
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選ぶのは皆さん自身ですが、私は振り返ると「あの時やってみれば良かった」という後悔だけはしたくなかったので、なんでもチャレンジする方を選んできました。(もちろん成功ばかりではなく、失敗も多々ありました^^それでも後悔はありません。)
何が正しかったのかはかなり後にならないとわからないことばかりです。ただ、分かっている事実があります。それは「時間は巻き戻せない」ということ。
だから、もし迷っているなら、「あの時やっていれば」と後々ずっと後悔するより、「やってみる」のも一つの選択だと思います。噂に惑わされず、いろいろ調べて納得がいくようであれば気に入った幼児教材を使って楽しく遊んでみられるのもいいのではと私は思います。^^
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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