前回、私が幼児教育を修了してから大事だったと感じた「幼児教育、早期教育で大切なこと」2点のうちの1点、『「学ぶことの楽しさ」を経験させること』ついてご紹介しました。
今回は2点目の『「心の豊かな子」に育てる』ことについてまとめてみました。
「心の豊かな子」に育てるとは
「心の豊かな子に育てる」。これは幼児教育を行っていく上でとても大切だと私は思います。
なぜかというと、
1の『「学ぶことの楽しさ」を体験させる』ことが
知能、IQ(知能指数)を中心に子どもの能力を伸ばしていくのに対して、
2の『「心の豊かな子」EQ(心の知能指数の高い子)に育てる」ほうは
生きていく上で重要となる人間関係や性格に影響してくるからです。
心の豊かな子ってどんな子?
「心の豊かさ」には色々な定義があると思います。
あくまで幼児教育実践ママ達の共通した意見から「子どものこれが育ったら嬉しいよね」というものをご紹介しますそれは以下の2点です。
A.自己肯定感がある
B.思いやりがある
この2点について、もう少し詳しくお話しますね。
A.自己肯定感がある
1・自己肯定感があるってどういうこと?
これは「自分が価値のある存在」「大切だと思われる存在」という認識を子どもが持てるようにするということ。勿論、赤ちゃんや幼児にそんな難しいことがすぐにわかるはずがないと思われるかもしれません。
もっと具体的にいうと
「私はママやパパに愛されている」
「僕はおじいちゃん、おばあちゃんにとって大事に思われている」
「自分はなんでもできる」
「お友達から大事に思われている」と体感できることです。
2.何故自己肯定感が大切なのか
これがないと物事のやる気が出ず、能力を発揮できなくなりかねないからです。
「どうせ私にはできない」
「失敗するかもしれないからやりたくない」
子どもに普段そんな気持ちがあると、幼児教育の学習面だけでなく、日々の生活で新しいことに挑戦するのを嫌がる子になってしまう可能性が少なくないからです。
B.思いやりがある
他者への思いやりがあることで、友達関係が上手くいったり、周りのお子さんによい影響を与えたりします。
幼稚園に上がるようになると、多数での集団生活が始まります。
この時に思いやりのある子だと友人関係のトラブルが起きにくい傾向があります。
詳しくは別の機会にしますが、この人間関係トラブルがあると、どんなに賢くIQを高めても、「幼稚園に行きたくない」「小学校に登校したくない」など問題が深刻化するケースもあります。
お勉強ができる出来ない以前に、他人とうまくやっていけるかがその後の子どもの生活環境、そこからくる精神面にまで影響を及ぼしてしまうからです。
どんなに知能指数が高くなっても登校拒否になってしまっては親も子も大変つらい思いをしてしまいます。そこでそれらをできるだけ回避する知恵は、実は教材や教えられたことではなく、リアルな子育てママ達の経験談が一番役に立します。
なぜなら、問題やトラブルは様々で、教えられたマニュアル通りではないからです。
そこで、それらを踏まえてわたしは生徒さんやママ達に小さい時からのメンタルケアもお伝えしています。ブログでも折に触れてお伝えしていこうと思います。
知能とメンタルの両方が大事
幼児教育、早期教育で大切なことをお伝えさせていただきましたが、結局、知育、身体の成長と同様に本当に大切な心育てもちょっとした働きかけや言葉かけで健やかに育ちます。
幼児教育は何か特別難しいことをするのではなく、また、3歳まで、6歳までで終わることでもありません。
子どもが心身ともに健康に成長し、自立して生きていけるようになるための根っこの部分を大事に育てることなんじゃないかと私は感じています。
それは「幼児教育」という名称で一般的に考えられていることとはちょっとニュアンスが違って、
愛情をかけて「子どもの心と知能の成長」のため、そばにずっと寄り添って、一緒に遊び、見守り、応援する。
そして「この先なにがあっても家庭はいつでもあなたが避難できる場所なんだよ」と示しづづけることができれば、どんな困難に直面しても、子供はこのよりどころに戻って、また頑張ることができるからです。
「できるだけ子供の可能性を広げるために、親としてできる限りのことはしたい」そう思って幼児教育をスタートする方が多いのではと思います。でも心の豊かさを育てる大切さにもだんだん気づいてくるはずです。
子育ては失敗の連続かもしれません。私はまさにそうでした。((笑)でも、子供に「学ぶことの楽しさ」を経験させ、自分で未知のことにもチャレンジできる自立心と、困難なことに出会ってもまた立ち上がれる自己肯定感が土台にある心の豊かさを育てられたら、それは本当に素晴らしいことだと思います。
きっと子育てを修了して振り返った時、「失敗はあっても楽しい子育てだったな」と穏やかに笑える日が来ると思います。
今、子育て真っ只中の皆さんが、温かい気持ちでその日を迎えられることを陰ながら願っています。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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