このブログは、幼児教育指導者として2000組以上の親子と関わってきた、私スマイルが、「幼児教育で育ったお子さんがその後どうなったか」の結果をもとにおうち知育教育をするママパパにレアな有益情報を発信しています。
「ジグソーパズルのおすすめと知育に効果的な与えるコツ」も順番にお伝えしますね。
3歳からパズル本格デビューなら20ピース以下がおすすめ
現在、ネット上にあるパズル関連のほぼ全てのママブログでは、「3歳には3歳用のパズル」しかおすすめしていないのが現状ですよね。
個人ブログの発信情報では、ご自分のお子さんや周りのお友達くらいの経験値のため、「パズル好きから算数や勉強大好きにつなげる過程」までは分からないのかもしれません。
さらに、おもちゃメーカーさんも「制作した後の子供たちの使用状況や効果の追跡調査」まではしません。
大まかに〇歳用とパズルに表示しているだけで、一人一人の子どもに「どういうレベルでパズルを選んだらいいか」まで当然示してくれません。
そのため、ママパパはレベルに関係なく「お子さんの現在の年齢」だけでパズルを選ぶ方がほぼ全てです。
でも実はここに「パズル嫌い、算数、勉強嫌いになりかねない大きな落とし穴」があります。
なぜなら、パズルのような脳に負荷がかかる知育玩具で遊ぶ場合、導入に失敗すると「パズル嫌いになる確率が高い」から。
それを避けるために心がけることは一つ。
それは、子供が一人で完璧にできる「楽勝レベル」のやさしいパズルからスタートすること!
2歳だから「2歳用パズル」
3歳だから「3歳用パズル」を選ぶということではないということ。
つまり、年齢に関係なく、「子供が確実にできるピース数」から始めるのが重要となります。
なぜなら...
大切なのは「年齢相当のパズル」を「完成させる」ことじゃなく、
「一人で完成できた」という「成功体験」を子供に何度も体感させることだから!
なので、「わが子が自力でできるピース数のパズル」からスタートすると失敗が少ないです。
リバーシブルパズル
(ジグソーパズル:12ピース、裏表)
こちらは12ピースだけですが、裏と表に絵が描かれているパズル。
そのため、12ピースで一見少ないですが、同数ピースのパズルと比べて難易度が上がります。
慣れるまではママパパが片面だけそろえてセットして上げてから始めるといいですよ。
クリア出来たら裏表ランダムに広げて、子供にどちらに必要なピースか裏表の選択もすべてさせるという「段階に合わせて使い方を変えられる」ジグソーパズル。
ジグソーパズルは「何ピースがいいか」という「数量」だけでなく、絵柄で学べたり、リバーシブルの工夫などで右脳刺激にいろいろなアプローチができるものがあります。
すぐクリアしたら「3歳なのに2歳のパズル買って、すぐできちゃってもったいなかったな」と思うより、
「うちの子、パズル好きのステップを瞬速で上ったわ!」と喜んでくださいね。(^^)
3歳に何ピースかより大事なのは「成功体験」
3歳からのパズルデビューは成功体験をつませて、すぐクリアできることろからのスタートの重要性は上記でご理解いただけたと思います。
次に、なぜパズルをすぐクリアできる「成功体験」を積ませることが重要なのか。
それは、パズルに限らずですが、自力でできた「成功体験」が先々待ち受ける「難問にもあきらめずに取り組める子」にするのに効果的だから。
3歳だけに限ったことではないですが、ジグソーパズルを何ピースさせたらいいかと心配されるママ達は、「該当年齢できるパズルピースの平均数」よりわが子が多くできれば安心します。
つまり、「何ピースできるか」=「パズルのピース量が大事」と考えているママパパが多いです。
でも「何ピース」かの「量」だけ気にするより、もっと別の視点からパズルを使うと知育に幅広く使えます。
パズルを「完成」させるだけが目的じゃなく、「成功体験」「自己肯定感」を高めるために「パズルを利用」するという考え方です!
確実に子供の「自己肯定感」を高めるために「パズル」を利用して、お子さんが楽しく楽にできる数から徐々に増やすだけ。(^^)
くもんのジグソーパズル なかよしどうぶつファミリー
くもんジグソーパズルSTEP3
(内容物:9ピース、12ピース、16ピース、20ピースの4種類のパズル)
パズルを全くしたことがない3歳児はこのくらいレベルを下げてスタートすると確実に「成功体験」を積んでいけます。
どうぶつのパズルは3歳の男の子にも女の子にも人気。
くもんのジグソーパズル いくぞはたらくくるま
くもんジグソーパズルSTEP2
(内容物:9ピース、12ピース、16ピース、20ピースの4種類のパズル)
こちらは男の子に絶大な人気のパズル。
まずは「興味を持つもつ絵柄」から与えるのがおすすめ。
沢山のお子さんたちを見てきて気づいたのですが、興味がある絵が「欠けている」状態がな気持ち悪く、「完成させたい」という意識が3歳でも働きます。
パズルをしてこなかった3歳さんには絵柄選びに慎重になりすぎず、「短時間ですぐ結果が見える」楽勝の少ないピース数のパズルがおすすめ。
「楽勝レベルで始めて得意意識を持たせる」ことで、加速してすごい数のピースのパズルをできるようになります。(^^)
くもんのジグソーパズル はやいぞしんかんせん
くもんジグソーパズルSTEP2
(内容物:9ピース、12ピース、16ピース、20ピースの4種類のパズル)
一見男の子だけしか興味を持たないように思われがちのパズルですが、3歳前後の女の子でもこのパズルを使ってる子はいたりします。
「おじいちゃん、おばあちゃんちの帰省で乗って興味が出たみたい」という女の子の生徒さんママもいました。(^^)
何ピースか以上に3歳の知識拡大にパズルが効果的
上記でお伝えしたように、今までパズルをしてこなかった3歳さんはレベルを下げた2歳からの20ピース以下スタート。
それをクリアした3歳さん、あるいは2歳までで何度がジグソーパズルをして慣れている子には3歳平均くらいの30~60ピース位からでも大丈夫。
ただ、この時大事チェックポイントは2点
- 「自力でできたか」
- 「途中で投げ出さず最後までできたか」
特に「途中で投げ出さずに最後までできたか」はあまり気に留めないママパパが多いですが、すごく重要です!
なぜなら、途中であきる=「パズルが楽しい」となっていないから。
目の前のパズルを完成させるのが「重要」ではなく、「パズル好き」にするほうが先々の算数学習や知識を広げるのに効果的。
知識の拡大にもつながる3歳からのジグソーパズルは以下にご紹介します。
3歳用ジグソーパズル|30~59ピース
2歳レベルの20ピーズ位がらくらくできる3歳児は30~60ピースがおすすめ。
まずは「くもんジグソーパズル」で該当年齢のものがわかりやすく選びやすいです。
また、くもんさんのパズルはSTEPごとにゆるやかにレベルアップできる点も3歳前後の子に緩やかなステップアップが無理なく可能。
わくわくどうぶつパラダイス
くもんジグソーパズルSTEP3
(内容物:24ピース、35ピース、48ピース4種類のパズル)
ピースが増えるごとに1ピースの大きさが小さくなります。
パズルのピース数が増えるごとに、ピースの形状や絵柄の認識能力も自然に加速していきます。
すごいぞはたらくくるま
くもんジグソーパズルSTEP3
(内容物:24ピース、35ピース、48ピース4種類のパズル)
3歳前後の男の子に大人気の乗り物系パズル。
厚紙でできているため、やんちゃな男の子が少し雑に扱っても大丈夫。
外枠がないパズルのため、ピースを適当に置かず、パチンパチンと止めていく感じですが、3歳児さんでも慣れて使いこなせます。
このしっかりはめ込むジグソーパズルは指先の強化に優れています。
どうぶついっぱい
(ジグソーパズル:35ピース)
3歳パズルでパズルにちょっと慣れて楽しくなってきた頃にちょうどいい35ピース。
大人用ジグソーパズルのピースって同じような形ばかりなので、絵柄から完成させますよね。
3歳くらいでも同じような形のピースが入ったパズルもあります。
でもこちらのパズルのピースごとの形がいろいろなので、パズルを初めて日が浅い3歳児さんでも「形」からも探しやすいです。
写真で正確に動物の名前も覚えられるのも3歳前後にとてもおすすめ。
うみのなかまたち
(ジグソーパズル:35ピース)
こちらも上の「どうぶついっぱい」と同シリーズ。
さかなの名前が沢山載っていて覚えるのにもいいですね。
コスパもこのピース数としては最安レベル。
これならすぐクリアしてもお財布にやさしくておすすめです。
フェアリー&ユニコーン
車や電車など男の子用のパズルが多い中、3歳前後の女の子が喜びそうなメルヘンチックなジグソーパズル。
こういうきれいな色彩の絵をみながら、親子でお話を作ってみるのもいいですね。
絵を見てどう思うか子供に聞いていくと、意外な発想が飛び出してきます。創造的な表現でお話づくりを繰り返すと、表現力が豊かになります。
ジグソーパズルの絵柄を素敵なものにこだわると、パズル以外にもこうした知育効果を期待できます。
消防車の仕事
(ジグソーパズル:49ピース×3枚)
このパズルの優れているところは消防車としての「車」の外観ではなく、「仕事」に焦点を当てた絵になっているところ。
消防車がはしごを伸ばして、高いところの人を助けたりなど、水をかけて火を消していたりと「どんな仕事をする車か」を3歳前後からパズルで学べます。
パズルを単なる「形をはめる知育玩具」だけじゃなく、「知識を広げる」素材として「絵柄が知育に有効」なものを選ぶと効率的。
3歳でパズル好きを加速|60~100ピースのおすすめパズル
のどかな牧場
(ジグソーパズル:60ピース)
ドイツの有名な教育者、モンテッソーリが活躍した時代の牧場風景がパズルになったもの。
3歳前後から使えるジグソーパズルは原色やキャラクターぽいものが多いですよね。
こちらは「豊かな牧場風景」で子供にも「風情豊かな絵に触れさせる」ことができる絵柄です。
また、原色の多いジグソーパズルより、色彩豊かな絵柄は同ピースのパズルより、難易度が高くなります。
カリブの海
(ジグソーパズル:60ピース)
こちらも3歳のレベルを超えて鑑賞用にできる美しいジグソーパズル。
魚が海の中から陸をみているようなアングルで、芸術的な絵に3歳くらいから触れるのも感性が豊かになりいいですよね。
発見動物の世界
(ジグソーパズル:54ピース、70ピース、88ピース)
公文さんジグソーパズルのいいところは、15ピース位ずつゆるやかに増やしたものが3点セットで入っているところ。
そのため、ピースの数だけでなく、絵柄を子供が楽しみながらローテーションして遊ぶことが可能。
3歳の男の子にも女の子にも人気の動物で繰り返し楽しめます。
3歳の子が「興味を引き出されたことにより」中学受験用5年生の問題集が解けるようになった衝撃動画が見れます。
パズルだけじゃない、子供の知的好奇心を刺激し、隠れた才能を引き出せる教材はこちら。