「子ども手帳を使わせれば受験から将来のビジネス、人生にも有利!」そこまで考えて子ども手帳を使わせようと思われるママはまずいないですよね。(笑)
でも私は「はじめての子ども手帳」の中身を見たとき、昔受けた時間管理のビジネストレーニングを思い出してしまいました。
はじめての子ども手帳 (日付フリー)
今回は「はじめての子ども手帳」の中身をスマイルママ独自の観点から分析してみました。
私が「素晴らしいと感じた点」や「より効率的に使うためのプラスアルファの方法」もご紹介させていただきます。
私がこの「はじめての子ども手帳」の中身から素晴らしいと感じたのは、大きく3点あります。
1. タスク管理を具体的にできる
2. 目標設定を早くから習慣化できる
3. 成功報酬(自己肯定感)を経験できる
順を追ってお話しさせていただきますね。
はじめての子ども手帳の中身1.タスク管理
出版社さんのご紹介でこの子ども手帳の中身は「やるべきことの習慣化のツール」とご紹介されています。
1. やるべきことを書く
2. 終わったら赤で消す
3. ポイントを清算する
の3ステップ
この1と2は私がOL時代に参加した、手帳を使い「徹底した時間管理を叩き込む学ぶビジネスセミナー」(笑)での重要基本事項の1つ、タスク管理とほぼ同じ。
やるべきことを書きだし「見える化」し、終わったら消す。すると、やらなければいけないもので「まだやり残していること」が浮き彫りになるというもの。
ちなみにそのセミナーは世界中でベストセラーになった「7つの習慣」を実践する「タイムマネージメントセミナー」で企業のトップリーダも参加することで有名。
(「7つの習慣」は途中で読むのを挫折してはまた読んだり、読むんだ時期で別の気づきがあったり、結局7,8回は読み感銘を受けた本。いずれブログに書きますね。^^)
勿論ビジネスマンに限らず時間管理、タスク管理がきちんとできると、日常生活は勿論、受験、資格試験、仕事など計画的にこなせるようになってきます。「人生は手帳で変わる」というのは大げさはなく、多くの成功者が実証されていますね。
やるべきことを書きだし、終わったら消す。このシンプルなタスク管理を「はじめての子ども手帳」では習慣化できる中身になっています。
長くなるのでここでは割愛しますが、子どもの頃からこの基本を繰り返しできたら先々計画的に勉強することも苦でなくなる可能性は高いと思います。
タスク管理の大切さを小さい頃教えてこなかったわが子は、終わらない夏休みの宿題に8月末はなんども大変な思いをしてました。痛い目に会って学ぶのもありですが。((笑)
はじめての子ども手帳の中身2.目標設定
「はじめての子ども手帳」で私がいいなと思ったのは、中身に目標を書くページがあるところ。
多くの子ども手帳をすすめる書籍では「生活習慣の定着」がメインにすることに重点を置かれています。それが身についてきたら次は自分で「目標設定」できるようにするのがとてもおすすめです。
目標と言っても1年後、2年後などの中期、長期目標ではなく、今週1週間の短期目標を子供自身に書かせる。
例えば今週一週間の目標に「算数ドリルの30~50ページまでを終わらせる」「スイミングで7級に合格する」など。1週間以内に達成する短期目標を書いて、「毎日見る」。できれば口に出して言う。
この毎日見て声に出すのがポイント。「はじめての子ども手帳」の中身にはそのようにわざわざ毎日声に出すような記載はないですが、潜在意識に働きかけて目標達成するのにとても有効と言われています。
一時脳科学の本にハマって読みあさったことがあるのですが、脳は騙されやすいので、何度も目で見たり、口にしたりしていると無意識にそうなるように働くと多くの本でも説明されていました。
アスリートなら「〇〇大会優勝」とか、受験生も「〇〇大学合格」とか手帳や紙に書いて部屋に貼っている人結構いますよね。「目標向かって努力することにつながる」し「脳に目標達成のイメージ」の刷り込みもできるので理にかなってますね。
今ブログを書いていて気づきました。「あまり食べなくても最近太っちゃうんだよね」って言うのやめます。((笑)
はじめての子ども手帳の中身3.成功報酬
「はじめての子ども手帳」では、できたことにポイントを与えて、ポイントによりご褒美のプレゼントやおこづかいをあげることも提案されています。
いわば成功報酬💰(笑)
小さい子はそんなにお金をかけなくてもいいと思います。子供はコレクションが大好きなのでかわいいシールやスタンプなどでも素直に喜んでくれます。(お教室の生徒さんもご褒美シールをキラキラした目でどれにしようかと選んでいてとってもかわいいです。^^)
本人が「達成感を味わえる」ようならそれだけで十分頑張った成功報酬になります。
高学年以上ではそうもいかない場合があるかもしれませんが、そこはご家庭ごとにアレンジされてみるのもいいと思います。
それと成功報酬はモノだけではないですね。
目標を立ててやりきった「はじめての子ども手帳」自体が子どもたちの自信になる本当の成功報酬だと思います。
そして一番の成功報酬は大好きなお父さん、お母さんから「認められる」こと。
「はじめての子ども手帳」の中身で親がコメントを書ける欄があるのでそこに一言書いてあげるだけでも励みなるはずです。
それから、お子さんをほめる時是非心がけてほしいポイントがあります。
それは合格や満点などの結果をほめるのではなく、目標を達成するために努力した過程をほめるということ。
「目標を毎週達成してよく頑張ったね~」
「ワーク難しいと言っていたけど、スイミングがある日も休まずやってすごいね」
検定合格やテスト満点なども勿論ほめてあげて欲しいのですが、その時も「合格して頭がいいね」などではなく、「半年毎日練習してきたから合格できたんだね!」「休まず勉強したから満点だったんだね」など努力したこと自体をほめてあげるといいと思います。
大学生時代受けた心理学の授業で「人間、結果をほめると、ズル(カンニング)をしてでも満点を取ろうとするようになる」「努力の過程をほめると努力することで認められようと更に努力するようになる」と聞いたのがとても印象に残っています。
「はじめての子ども手帳」で「小さな目標設定」と「達成」を繰り返す習慣とその成功体験からくる「自己肯定感」を育くむことができるところが本当に素晴らしいと思います。
一見中身がシンプル過ぎてカラフルなキャラクター物に見劣りしがちですが(ゴメンナサイ)、実はこんなにも色々な意味がある「はじめての子ども手帳」。
生活の習慣化だけでなく精神的な成長にもつながるツールとして利用価値のある子ども手帳だと思います。よかったら試してみてください。(字が書けなくても2歳位から使える子ども手帳の記事はこちら)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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