クリスマスはママも子供たちも楽しみで心がで温かくなるイベントですね。そんな素敵なクリスマスにやさしい気持ちになれたり、心温まる絵本をリアルなママ達のおすすめから厳選してご紹介します。
我が家では子どもが小さい時、毎年1冊ずつクリスマス絵本を買い足していました。サンタさんの絵本を膝の上で見ていた子どものキラキラ楽しそうな表情は大切な思い出です。
子どもも小さい時だけでなく、小学生になっても「この本楽しかったなぁ」と手に取って読んだりしていました。温かく楽しい思い出ができるおすすめのクリスマス絵本です。
1.クリスマスに 「幼い子の思いやりとせつなさ」がいとおしくなるおすすめ絵本
「よるくま クリスマスのまえの夜」
この主人公の「ぼく」はサンタさんを知らないよるくまのために「サンタさんしてあげようか」とおもちゃをあげたり喜ばせようとします。
でも「ぼく」はその日にママに叱られているので「さんたさんはこないかもしない」という不安で眠れないでいます。自分はクリスマスプレゼントをもらえないかもしれないのに、「よるくま」をよろこばせようとする「ぼく」。
この「ぼく」の「優しさとちょっとせつなさ」が絵本の中にずっと広がっています。それは「よるくまはいいな まだちいさいからいっぱいだっこしてもらえて」というフレーズ。まだ幼い「ぼく」が少しだけ成長したことで、ママに叱られるような年齢になったこと。
「よるくま」はまだ赤ちゃんなのでママに抱っこしてもらえるし無条件に甘えられることに、まだ十分幼い「ぼく」がうらやましがるシーン。
ここにほんの少し成長した幼い「ぼく」の「不安」や「甘えたい気持ち」が一杯で「ウルっとしました」とのママの声が多いです。子供の思いがとてもけなげで温かい気持ちになれるおすすめのクリスマス絵本です。
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クリスマスに「自分の幸せを感じる素敵さが」伝わる 人気の心温まる絵本
2. 「おおきいツリー、ちいさいツリー」
お金持ちの大きな家にきたクリスマスツリー。でも大きすぎて先を切って別の人に渡します。そのうちでもまたツリーがちょっと大きくて、先を切ってほかの人に渡す。
この繰り返しで次々に小さくなるツリー。でも、ツリーを手に入れた人や動物は自分より大きいツリ―を持っている人をうらやんだり、自分の小さいツリーを卑下することなく、素敵な飾りつけを楽しみます。
そんな、自分のツリー(幸せ)をとても大事にするところに、「人と比べる」ことが無意味で、「自分の幸せを楽しめばいい」と思わせてくれるような温かさがあるクリスマスの人気絵本です。
クリスマスに「おもちゃの視点」から「子どもの優しさ」が伝わるおすすめ絵本
3. 「ビロードのうさぎ」
新しいおもちゃを手に入れると、子どもはそれに夢中で古いおもちゃより気に入って遊ぶことが多いもの。このビロードのウサギも初めは男の子にとても大事にされます。
この絵本は「おもちゃのウサギの視点」からストーリーが展開していきます。うさぎは古くなっても幸せだったけれども突然の別れがきます。おもちゃにとって「ほんものになる」とはどういうことか明らかになります。
酒井駒子さんの温かみのあるイラストがストーリーを一層引き立てていて絶妙なマッチングです。
新しいおもちゃをもらうクリスマスや年末年始に是非親子で読んでいただければと思うおすすめの絵本です。
おもちゃを大切にすることや「子どもにとってのおもちゃの意味「」を考えて共感できるはずです。とても深い本で、子どもの成長過程で一度は読んであげたいおすすめの絵本です。
こちらからレビューが見れます。
「ズバリ、サンタさん図鑑!」クリスマスに楽しく盛り上がれるおすすめ絵本
4.「だれもしらないサンタの秘密」
「サンタさんについての図鑑」のような仕掛け絵本。クリスマスに登場するサンタさんの仕事や生活が細かく書かれていて、子どものサンタさんに対する疑問が解けますよ。^^
こちらのクリスマス絵本では「図鑑のようにサンタさんを大分析」しているんです。ユーモアたっぷりで笑えます。^^ただ、文章はちょっとこまかいので、お話しの内容は幼稚園児さんくらいからが分かりやすいかもしません。
でもそれより小さいお子さんでも飛び出す絵本のしかけにくぎ付けになりますよ。ママも一緒に開くたびに楽しめる、人気のおすすめクリスマス絵本です。
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クリスマスに「おおらかな心がつまらない見栄を包み込む」 ほんわかおすすめ絵本
5. 「ねずみくんのクリスマス」
こちらのクリスマス絵本は、さきほどご紹介した「おおきいツリー、ちいさいツリー」の逆バージョンのようなお話です。ここに出てくる動物たちはちいさいクリスマスツリーをばかにします。自分より劣ったものを笑うような雰囲気で。
でもとてもちいさいクリスマスツリーを持っているねみちゃんはそんなことにはなんとも感じません。そしてねみちゃんのちいさいクリスマスツリーをばかにしていたみんなの方が恥ずかしくなってしまうお話。
子どもは成長するにつれ、お友達と比較したり比較されたりすることがあると思います。
そんな時、ねみちゃんのように嫌なことを言われてもさらっとかわして「自分の幸せ」を楽しめたらいいねと思えるようなお話です。
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クリスマスに「笑ってほっこりする」人気のおすすめ絵本。
6. 「まどからおくりもの」
絵本作家で有名な五味太郎さんの仕掛け絵本。五味太郎さんの本は色がはっきりしていて0歳や1歳の赤ちゃんもよく見てくれるおすすめ絵本です。
このサンタさんは、とってもおっちょこちょい。
窓からちょっとのぞいただけで、住人を判断してプレゼントをするんですが、前ページと次のページで部屋の中をみるとそのズレのギャップがとても面白いです。^^
親子で笑いながらクリスマスを楽しめる人気の絵本です。
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クリスマスに「実際のお手紙が付いているしかけ絵本」でとてもおすすめ
8. 「ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス」
この本はゆうびんやさんがお手紙を届けるのですが、実際に絵本の中に封筒があり、その中にお手紙が入っていて取り出して読めるんです。
もじが読めるお子さんはもちろん、まだ読めないお子さんも小さい絵本やジグソーパズル、すごろくなどがサンタさんのプレゼントとして絵本につているため、子どもに大人気。
すごろくは出た目によって先に進めなかったり、親子で笑えますよ。^^きっと作家の方は子どもの喜ぶ笑顔を想像しながら作ったんだろうなぁと感じてしまいました。
一緒に読んでいて大人もワクワクできます。最後ののぞき絵手紙、とっても素敵です。(ネタバレになるので読む時のお楽しみ)
こういうワクワクする仕掛け絵本は読むお子さんの年齢ごとに違った楽しみ方ができていいですね。
全部読むのは長いのですが、手元に置いて何年も楽しめます。年齢によって、気づくこと、理解できることが増えてきて楽しいですよ。おすすめ絵本です。
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9.「おおきいサンタとちいさいサンタ」
人はそれぞれ性格や得意なことが違うもの。このおおきいサンタとちいさいサンタも身体の特徴から性格、得意なことまで全く逆。
会ったこともなかった2人のサンタがあることをきっかけに話すことになります。それはちいさいサンタにぞうさんから、おおきいサンタにねずみさんから手紙が届いてしまうからです。
「お互い苦手なことも助け合うことで無事に解決できる。」そんなほっこりするストーリーから「人と助け合うこと」の素晴らしさが伝わるあったかいクリスマス絵本です。
こちらは大人気絵本「100人のサンタクロース」と同じ作者が書いています。実は同じ作者が絵本のストーリーを関連付けて出す場合が意外とあります。
こちらの絵本を読んだ後に「100人のサンタクロース」を読むと、おおきいサンタとちいさいサンタの出会いが分かって楽しみが倍増しますよ。^^
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10.「サンタさんがやってきた」
とび出す絵本デビューの赤ちゃんや小さい子にピッタリ。でも自分で読める小学校低学年の兄弟も大好きというお家もあり、しかけ絵本は年代ごとにその都度発見や味わいがあって長く楽しめます。
この絵本はポケットサイズで小ぶりですが、飛び出すしかけが良くできています。内容はサンタさんがクリスマスプレゼントを配る定番のお話。
精巧な作りの普通サイズの飛び出す絵本は小さい子だとちょっと触っただけで大きく壊れてしまうようなものが多く、ハラハラするママも多いのでは。
もちろんこのしかけ絵本もあまり引っ張ったりすると破けたりしますが、小さい子にはダメダメ言わずに触らせてあげると「絵本は楽しい」ということ体験できるはずです。
ポケットサイズの絵本でちょっとしたお出かけに持っていけたり、プレゼントにもきっと喜ばれますよ。
(お教室の生徒さんたちへのクリスマスプレゼント、準備完了!みんな喜んでくれるといいなぁ♡ ^^)
一年に一度の素敵なクリスマス。温かい絵本とともに親子で楽しい思い出を沢山作ってくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
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