2歳から4歳でも数独(ナンプレ)の基礎が理解できるパズル道場さんの教材に関する記事を書いたところ、かなり反響があり驚いております。^^
今回はパズル 道場 の教材「フォープレイス」で養った効果を利用していよいよ本格数独(ナンプレ)にレベルアップさせたり、対応しやすい思考力系ドリルのご紹介など具体的にお伝えしていきます。
パズル道場教材「フォープレイス」から本格数独へのレベルアップポイント
私のお教室で行っているオリジナル導入方法を前回記事「知育玩具4歳、5歳までは人気ランキングより効果で選ぶ|思考力を伸ばす数独デビュー」でご紹介させていただきました。
今回はこのパズル道場教材「フォープレイス」ができるようになった後のレベルアップに効果的な知育玩具をご紹介します。パズル道場教材の「フォープレイス」についてご存知ない方は先にこちらからお読みください。
その前に、フォープレイスから数独(ナンプレ)にレベルアップする際に見極める必要があるポイントをご紹介します。
パズル道場教材「フォープレイス」ができたの見極め方
まずパズル道場教材の「フォープレイス」がスラスラできる段階にしてから数独(ナンプレ)の本格パズルに進んだり、宮本算数教室などのドリルに進むとスムーズにレベルアップできます。^^
あせって数独(ナンプレ)問題集や思考力ドリルなどに進む前にパズル道場教材「フォープレイス」がどの程度できればステップアップが楽かの見極めは以下の通りです。
1.パズル道場教材「フォープレイス」に添付の問題集全てが正解できる。
試行錯誤させるのがポイントなので、初見で仮置きしたコマが間違っていても自分でミスをみつけて直せればOK。
2.パズル道場教材「フォープレイス」の添付問題を自分でセットできる。
特に2歳、3歳からフォープレイスをスタートした場合、初めはママが問題をセッティングしますが、すぐ自分でできるようになります。
この自力でセットできるのが大事。実はセットしているだけの作業がすでに知育問題を解いているんですよ。
セッティングが知育問題を解くことになっているって
どういうこと???
って思っちゃいますよね((笑)
↓こういうことデス~^^
小学校お受験で有名なこぐま会さんの「いちのたいおう」方眼マス目のどこに△や〇がくるかなど、全体をみて思考できるかを試す問題は小学校受験で定番の問題のひとつですね。
ちなみにこのドリルは4歳からとなってます。パズル道場教材フォープレイスのセッティングで遊びながら2歳さんもこれをやってる状態!^^
本当はまだ他にも思考系ドリルへのカンタン導入につなげられる問題集やポイントなど沢山あるのですが、どんどん掘り下げて細かく書いていくと私のマニアック情報ばかりで先に進まないのでまた別の機会に。次行きマス~。((笑)
3.思考を止めずにパズル道場教材「フォープレイス」を終了まで行える。
手が止まるのは問題ないですよ~。考えている最中に「分からない?」「ここに置いてみる?」などの声掛けは絶対やめてくださいね~。子供たちは前頭葉フル回転で考えてますから。((笑)
問題なのは途中で飽きて集中が途切れる場合。これはそれ以上コマを増やした本格数独パズルに入る段階になっていないというサイン。この段階でナンプレパズル導入は嫌いになる可能性大なので私のお教室では絶対させません。
フォープレイスで遊んでいる最中に頻繁に集中が切れる様なら、このパズルを完成させることは中断して、一度導入の「数当て遊び」のみに戻って1面完成を目指さず一杯遊ぶほうが確実にレベルアップできます。負荷はあくまでもゆる~く、スモールステップがおすすめデス!
まず、2歳、3歳のお子さんではパズル道場教材のフォープレイスがラクにできるようになるまでは、それ以上コマの多いパズルを与えることは厳禁です。
昨日までできていたことが急にレベルアップしてしまうと
パズルは楽しい=パズル好き(スラスラできる)
↓
パズルはつまらない=パズル嫌い(スラスラできない)に一気に変わってしまう危険があるからです。
ほんの少しだけ難しい問題を解くことは知的好奇心を刺激してどんどん上達しますが、一気にむずかしくしてしまうと「大嫌い」に一転する場合があります。
あくまでスモールステップでちょっとだけ前頭葉に負荷をかけていくのがベスト^^
パズル道場教材「フォープレイス」の次はパズルで本格数独へレベルアップ
本格数独(ナンプレ)パズルは書かない数独(ナンプレ)遊びから
こちらは上記に書いた基準でパズル道場教材「フォープレイス」がすらすらできるようになれば、年齢に関係なく導入可能。
5歳以下のお子さんに必要以上に「書くこと」をさせると嫌いになり逆効果です。パズル遊びはあくまで遊びが効果的!数字や字を書く練習も年齢に応じて少しずつ必要にはなりますが、ここではパズルで「思考力を鍛える」ことにのみポイントを置いて欲張らずに行くほうが得策!
てんこ盛りであれもこれも入れちゃいたくなるママの気持ちは経験済みのためとっても分かりますが。((笑)
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数字で思考力遊びをするのは入学後の思考力問題を面倒くさがらずに楽しんで取り組める子になるのにとっても効果的です。
数独(ナンプレ)を幼児が楽しむためにネックになるのが「書くこと」。これを完全排除で純粋に思考力を鍛える遊びが楽しめます~。
こちらは水色でちょっと明るいカンジ。
スペアのコマがついているのはいいですね。子供は(うちは大人もですが)こういうピースは無くしますから~((笑)
パズル道場教材「フォープレイス」からドリルへの簡単レベルアップ
無試験で8割以上を難関私立中学に合格させているとして有名な「宮本算数教室」。
TVや雑誌でもたびたび取り上げられているのでご存知の方も多いかと思います。
その宮本算数教室から販売されている「賢くなるパズル」シリーズ。この数字ブロック初級編がまさにフォープレイスのドリル版です。2,3歳のお子さんにドリルでさせる必要はありませんが、4歳以上でしたらお子さんが楽しめるようならドリルを買ってあげてもいいかもしれません。
ちなみに賢くなるパズル初級は1~4まで、中級は1~6まで、上級は1~9まで(まさに数独ナンプレ)を使うドリルです。
パズル道場教材「フォープレイス」や数独用木製パズルを知らずに、賢くなるパズルなどドリルから導入するご家庭も少なくないと思います。
その場合、ドリルでつまずいたら木製パズルなどで遊ばせてあげる、逆にレベルアップしたら年齢に応じてこうした思考系パズルを効果的に入れていくなど、双方向に効果的な利用が可能です。
ちなみに賢くなるパズルブロックは足し算ができなくてもできるドリルです。賢くなるパズルシリーズは足し算編、かけ算編なども出ています。すべて初級、中級、上級とステップアップできるスタイルです。
幼少期からパズルを沢山してできる楽しさを味わうと、子供にとってパズルや思考系ドリルが「楽しい遊び」になります。
またどのドリルも最後に修了証書がついていて子供の「達成感」を味あわせてあげられるようになっていてるところがとってもあったかくていいですね~。^^
宮本先生もパズル道場での指導でも「解けなくてもいいよ」といったスタンスが共通しています。つまり、結果ではなく、「え~っと、え~っと」と思考力を駆使して使うことそのものが大事なんだと。
最後に宮本算数教室から出ているドリルに書かれているメッセージをご紹介しておきます。
おうちのかたへ、
「絶対に教えないでください」
目的は答えを出すことではなく、
解こうとして頭をフル回転させるから
賢くなる。解けても解けなくても
学習効果は変わりません。
宮本先生、了解デス!((笑)
是非お子さんがまだ小さい時期から、親子でパズルで沢山遊んでくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。