結果が出る知育玩具をお探しの方必見!3000名以上生徒を指導してきた幼児教育のプロが3歳向けの知育玩具を徹底解説します!どこにもないレア情報で人気ランキングより結果重視で3歳のおすすめ知育玩具をポイントごとにご紹介!
集中力が付く、図形センスが養われる、創造性、洞察力、巧緻性に効果的など、ネット上のおすすめ知育玩具情報に「よくわからない」というお声を聞きます。
それは抽象的な表現だったり、具体的な説明が少ないからではないでしょうか。
そこで私は今回、3歳におすすめの知育玩具を「どんなところがおすすめ」で、「どのように遊ぶ」のか、そして、「その後の子供の発達にどう効果的か」など、具体的にご紹介させていただきます。^^
3歳におすすめの知育玩具|30度の角度と図形合成分解を体感できる
1.パターンブロック
パターンブロックはお受験教室などで使用されていますが、一般書店やネットショップでの取り扱いは多くない知育玩具。
なので、知育玩具の人気ランキングにはまず登場してこないですよね。(笑)
でもわたしがパターンブロックをおすすめする理由は3つ
1.すべての角が30度の倍数でできている
これは図形に強い子に育てるのにとても有効なんです。小学校入学後に図形が苦手で算数が嫌いになるお子さんが結構います。
入学後に図形問題を解くうえで、この30度という角度の倍数に敏感になることはとても効果的です。例えば 定規セットには三角定規が2つ入っています。
ひとつは30、60、90度からなる直角三角形、もうひとつは45度と90度からなる二等辺三角形。
この三角形の角度や性質を利用して図形問題に線分図を引いたり、面積を求めたりすることが先々の算数学習で重要になります。
つまり、図形問題のなかから三角形を見つけて利用したりするのですが、その際助けになるのが辺の長さや角度。
このパターンブロックでは3歳でも無意識に図形の合成分解を遊びながらでき、30度の倍数からなるピースで遊ぶことによって、図形の角度や合成分解に敏感になれます。
2.それぞれの辺の長さがすべて同じ
図形を作成していったとき、規則的にきれいな図柄が完成します。辺の長さを同じにすることで、平面図で「規則性」が発見でき、図形パターンが見えやすくなります。
3.図形の合成分解に敏感になる
こちらは全て同じ大きさの六角形。
六角形が台形2つ、ひし形3つ、三角形6つに分解できるのが分かりやすいですね。^^
そして並び方を変えて変形させても、面積はすべて同じ。
こんな風に楽しく遊びながら図形の面白さに触れて欲しいですね。
4.鮮やかな発色、木製の質感
きれいな色で遊ぶことで子供たちはそれだけで楽しい気持ちになったりします。^^
楽しくパズルをすることで3歳前後でも長い時間遊べるようになり、簡単なようで意外と育ちにくい「2,3歳など幼児の集中力を高める」にとても素晴らしい効果があります。
人気の天然木の触感も3歳までの敏感期にストレスなく遊べていいですね。軽くて触感の良い木製なのも3歳前後の敏感期のお子さんにおすすめの知育玩具です。
こちらのパターンブロックタスクカードは土台となる下絵が載っている台紙カード集。
パターンブロックで積み木のように自由に積んだり並べて遊ぶのも楽しいですが、図形センスを磨く規則的な並びや合成分解を意識できる遊びには、台紙カードはかなり効果的でおすすめです。
カードは1枚ずつに切り離してあげると3歳前後のお子さんでも使いやすくなります。^^
3歳におすすめの知育玩具|3D作品を手軽に作れて集中力、指先強化に効果的
LaQさんすう
ブロック、パズル系の知育玩具は3歳以前から使えますが、こちらのLaQは接続の硬さやパーツの小ささで3歳以降からの使用がおすすめの知育玩具。
LaQさんすうのおすすめポイントは大きく2つ
1.接続パーツで複雑な形状も作れる
いままでマグプレートやレゴをはじめ、マグネットでくつけたり、ブロックではめ込む知育玩具のおすすめをいくつもご紹介させていただいておりますが、このLaQがそれらの知育玩具と大きく違うのは、「接続パーツ」を使うところ。
LaQさんすうには平面パーツ2種類、ジョイント(接続)パーツ5種類の全部で7種類が入っています。
ちなみに私が「ほ~っ」と思わずうなったのは120度のNO5.のジョイントパーツ。
下に落ちたり、崩れてしまうため、通常接続が不可能な120角度での接続を可能にしたため、今まで作れなかったような角度の作品が作れるんです♪
ほかの知育玩具やブロックでは見たことがない角度ですね。((笑)
マニアック過ぎるコメントになってしまいましたが、LaQの動画や、LaQで遊んでいるときの脳の様子はこちらからご覧いただけます。ラキュー (LaQ) さんすう 400ピース
小学校で習う立体、中学受験でよく出る多面体などもこのジョイントパーツで簡単に作成でき、幾何学図形作成を3歳からでも遊びの中で体験できる知育玩具としておすすめです。
2.3歳でも年齢以上の集中力が自然につく
15分以上集中するのが難しいといわれている3歳のお子さん。でも「パチン」とはめ込んでいく感触が楽しいようで、「驚くほど長時間集中して遊んでいます」というお話を何度も聞いてきた知育玩具。
小さい立方体を作ると、かなりしっかりした強度になって外すのが大変。(笑)その時は細い棒などをパーツの隙間にいれて、「テコの原理」でゆらゆら~っと持ち上げると外せますよ。^^
「図形の空間認識能力」のみならず、3歳児でも自然と夢中になって遊ぶことで、楽しみながら「集中力」が自然とつくおすすめの知育玩具です。
3歳におすすめの知育玩具|立方体をスモールステップで完成できる
賢人パズル
こちらは「立方体を完成させる」知育玩具。大きさから言うとママやパパのフォローがあれば2歳からでも十分遊べます。子供が自力で本来の「立方体を作る」目的として遊ぶなら3歳前後からが最適。
賢人パズルのおすすめポイント
1.一気に立方体を作れないレベルからでもなくても楽しめる。
賢人パズルはある程度のところまで、ガイドラインを見てその通りに積み木を置きます。そして残り1個や2個を置けば立方体が完成するといいう見本画集がついています。この見本画集が使えます~^^
2歳、3歳の子でもたった1,2個置くだけで「完成」させられるため、達成感を味わうことができ、「楽しい」につながります。
年齢以上の難しい知育玩具を与えて子供にさせてみたら頭が良くなるのではと考えるママもいらっしゃるかもしれませんが(経験済みでとっても分かります((笑))これは逆効果。
なぜなら、
できる=おもしろい
できない=つまらない
これが3歳前後からのお子さんには特に多くみられる現象だからです。
「ほんの少し難しい」おもちゃは挑戦して楽しめるのですが、「全く歯が立たないほどレベルが高い知育玩具」ではどんなに人気ランキングや年齢ごとのおすすめ情報で紹介されていても、子供たちは興味を持ちませんし、楽しく遊べません。
お子さんが賢人パズルで遊んでいる動画がありました。一生懸命説明していて可愛らしいですね。^^
2.スモールステップでレベルアップできる
立方体を早く作るというのはパズルコンテストにもあり、特に小さい子だとかなり頭を使う知育遊びの一つ。
つまり1から立方体をすべて完成させるのは2、3歳のお子さんには初め難しくて「面白くない」かと思います。
ところが賢人パズルは自力で置くピースを1個、2個、3個とすこしづつ増やしてゆるやかにレベルアップが可能。
1、2個置けば3歳児でも完成できるため、立方体の完成体験ができ、2,3歳でも達成感を味わえる知育玩具なんです。
緩い坂道を上るように置くピースの数を増やしていき、スモールステップで難易度を上げていける設定になっています。
この「ちょっとだけ難しいことに挑戦して、クリアしながら達成感を味わう」ことが3歳前後からの算数、図形センスを楽しみながら伸ばすのにとても効果的。おすすめの知育玩具です。
賢人パズルの遊び方
- まずは冊子の見本のようにいくつかのピースを先に置きます。
- 残りのピースは自分で考えておきます。
- 立方体ができれば完成♪
立体パズルの前にカンタンな平面パズルで遊ばせたいときはカタミノ(Katammino) 知育玩具 がおすすめです。
平面といえどもピースが増えると大人でもかなりの難易度になる本格派で長く遊べます。
3歳におすすめの知育玩具| 大量のパーツで創造力が無限に広がる
ジスター 天才の始まり
こちらの知育玩具のおすすめポイントは4つ
1.シンプルなのに芸術的な作品ができてしまう
形が特徴的なパズルのため、「ただくつけるだけ」で思いもよらない3D作品も作れます。(笑)
3歳前後のお子さんでも、何も考えずにピースをはめ込んでいくだけで予期せぬ楽しい形や大作もできてしまい、この想像を超えた創作遊びができるのがジスター天才の始まりの大きな魅力。
2.指先強化があそびながらできる
はめ込むのに少し力が要ります。というか、正直硬いデス~(笑)でも3歳のお子さんでも何度か触っているとできるようになりますよ~
「継続し続けると上達する」というのは本当ですね。何度も遊んでいるとちょっとした力を入れる「コツ」みたいなものを子供自身が調整するようになります。^^
この指先に力を入れる遊びは幾度となくご紹介させていただいている、筆圧を付けるために欠かせない指の強化につながってとってもおすすめです。
万が一硬くて嫌がるようなら無理は禁物。すぐ撤収でしばらく保管しておいてくださいね。(笑)
半年後、一年後など指先、手首などがしっかりしてきてから出してあげると全く違う反応で夢中になって遊びますよ。^^
小学生さんが一生懸命紹介していますね。^^
カラフルな作品が沢山作れて楽しいですね。
3.美しい色遊びを楽しめる
色がきれいなので、見せたとたんに子供が手に取りたくなるのが特徴。
2.3歳などの小さいころから美しい色彩の知育玩具で遊ばせてあげると、色に対して感性が刺激されます。
色という、一見軽視されがちなものですが、天才とよばれたスティーブジョブズ氏もそんな色彩やデザインに魅了されたところから素晴らしいアップル社創設とう偉業を成し遂げています。
世界中が感動したスティーブジョブズ氏の伝説のスピーチはここからご覧いただけます。
自宅でモンテッソーリ おもちゃのおすすめとスティーブジョブズ動画
4.ピース量の多さとコスパの良さがおすすめ
お値段が高めの組み立て系パズルを購入しても、パーツが少ないと、結局大きいものや複雑な造形物をつくることができず、3歳前後ではすぐ飽きてしまいがち。
沢山のカラフルなピースがあるだけで、子供はワクワクして遊びます。コスパがよくてここまで沢山のカラフルピースで思いっきり遊べるので「集中力をつけさせなきゃ」などと考えなくても親子で時間を忘れて遊べますよ。^^
はじめはママパパがピースをくつけるところを見せてあげてください。3歳くらいでも見てすぐ真似してできるようになります。^^
また、切れ込みが入ったプラスチックの場合、斜めにねじると外しやすいですよ。(知恵の輪も斜めに合わせて抜くパターンが沢山ありますよね)念のためママパパにはお伝えしますが、お子さんには教えないでくださいね。(笑)
あれこれ触っていると、3歳のお子さんでも偶然ねじったりして簡単には外す方法を発見します。
知恵の輪もそうですが、力ずくで真正面から引っ張ったり(我が子もさんざんやりました^^)して太刀打ちできないと分かると、力技をあきらめて、子供たちは試行錯誤しだします。
そしてある時ちょっとした偶然から「できた」の瞬間が突然やってきます。
こんな風に「ちょっと頑張っていると自分で問題解決できるんだ」という体験を2,3歳から是非沢山させてあげてください。^^
このブロックも外しかた、はめ方、図形の作り方もママパパが「とこうやるといいよ」とあまり教えこまずに、お子さんが自分で体験、発見する喜びを感じさせてあげられるような知育玩具なら利用価値判断計り知れないと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。