前回、英語学習のポイントや目標に応じた働きかけや教材の大切さを、ママ達の実体験をもとにお伝えさせていただきました。
今回はその具体的な目標、
1.「英語に親しむ目的」
2.「検定や試験への基礎作りが目標」
3.「バイリンガルにするのが目標」のなかから
1.「英語に親しむ目的」に特化して書かせていただきます。
「英語に親しむ」幼児英語教育おすすめ教材
目的通り「お子さんが楽しめるもの」で絵本でもDVDでもおもちゃでもお子さんが喜んで見て聞いて遊べるもので在れば、基本的にいいと思います。
そうは言っても小学校中学年や高学年から英語科目が導入となりました。そこで、せっかくですから単語など基本的なものを楽しみながらきちんとインプットできるものという基準でご紹介します。
まずはこちら。
「にほんごえいごなまえずかん」
こちらはタイトル通りペンで絵をタッチすると日本語読みと英語読みで読み上げてくれるずかん。
動物、虫、乗り物、あいさつなど、数百種類の読み方が分かるほか、動物の鳴き声、車の音など音響も入っていて英語だけにこだわらず楽しく遊べる作りになっています。
反対語なども含まれていて入門に効果的。英単語は反対語とセットで覚えるのは記憶に残りやすいので特に小さいお子さんにはいいですね。まだ2歳以下のお子さんは、英語というより、日本語もおぼつかない場合も少なくありません。
前回の記事でも書きましたが、この先の学校教育や受験では英語だけではなくほかの教科も大事になる中、日本語のインプットがしっかりできることがとても大切になってきます。
どうしても「英語ブーム」でママ達に間では「英語を早く学ばせたい」思いが強い傾向ですが、受験になると一番伸ばしにくいのは「国語」と言われています。また別の機会に書きますが、私のお教室で一番重視しているのが、この国語のことばの基礎となる読み聞かせと言葉のインプットです。
英語教育で英語を英語のまま理解する「ダイレクトメソッド」も利点は沢山ありますし効果的です。ただ、日本で教育を受けていく場合、それ以上に母国語の日本語をきちんとインプットすることがとても重要です。
そんな観点からも、0歳から3歳までの小さいお子さんに日本語のことばと英単語をどちらも入れられる知育おもちゃはいいですね。
この「にほんごえいごなまえずかん」はその点から見た目のポップさ以上に利用価値が高いです。
大きさも手ごろで、これ以上大きい図鑑になると、持ち運びはもちろんのこと、子どもが一人で遊ぶには遊びづらくなってしまいます。
この程度なら帰省や車でのおでかけなどにも持ち運べる大きさなので、どんどん使いこなせると繰り返しのインプットに有効です。
価格も内容からしたら良心的な価格でコストパフォーマンスが高いと思います。
細かくは本格的ではないにしても、「英語と日本語で気軽に遊ぶ」おもちゃとして赤ちゃんや小さいお子さんから楽しめていいですね。
こちらに続きます。